【UberEats】VR店舗は最大3つまで?1店舗で20ブランド展開のカラクリとVR戦略について
今回は、現場の飲食店オーナー様からとても質問の多い「UberEatsのVR(バーチャルレストラン)店舗の出店ルール」について解説していきます。
「最大3店舗までしか出せないって聞いたけど本当?」
「近所のあの店、1つのキッチンで20ブランドもやってるけどどういうこと?」
こんな疑問、持ったことありませんか?
実はこれ、UberEatsの規約でしっかりとルール化されているんです。
これを知らずに「売上を上げたいからブランドを量産しよう!」なんて机上の空論を振りかざしていると、システムに弾かれて痛い目を見ます。
悪徳な情報商材屋の甘い言葉に騙されないためにも、ここでしっかりとリアルな数字と仕組みを把握して、損をしない運営をしていきましょう!
目次
VR店舗の2つの分類(Type1・Type2)をおさらい
まず大前提として、UberEatsにおけるVR店舗(既存のキッチンを活用したデリバリー専門店)には、大きく分けて2つのタイプが存在します。
ここを理解していないと話が進みません。
Type1:VR事業者(フランチャイズ型)
いわゆるフランチャイズ(FC)本部に加盟して、パッケージ化されたメニューの調理・提供を請け負うモデルです。
店舗アカウントの管理は、基本的にFC本部(VR事業者)が行います。
Type2:その他VR(オリジナル型)
既存の飲食店オーナー様が、自店舗のキッチンを活用して「自作のデリバリー専門店」を立ち上げるモデルです。
有名チェーン店が展開するバーチャルレストランもここに含まれたりします。
【超重要】Type2のVR店舗は「1拠点3店舗まで」が上限!
結論から言います。
ご自身で立ち上げたオリジナルブランド(Type2)の場合、1つの実店舗(1つのキッチン)につき、出店できるVR店舗は「最大で3店舗まで」です。
4店舗目を出そうとしても、システム上で制限がかかり登録できません。
なぜ「1店舗で20ブランド」やっている店があるのか?
「いやいや、1つの拠点でタブレット何十台も並べて20ブランドくらいやってる店、見たことありますよ?」
そう反論したくなる方もいるでしょう。
実は、先ほど説明した「Type1(フランチャイズ型)」には、1拠点あたりの出店数に上限がありません。
その代わり、ブランドを運営する大元の「VR事業者」に対して、毎月の出店枠の上限が設けられています。
つまり、本部が枠さえ持っていれば、加盟店は1つのキッチンで4つ以上のブランドを回すことができる、というカラクリです。
無制限にブランドを作れるわけではないので、「とにかくブランドを乱立させれば儲かる」といった甘い考えは今日で捨ててください。
現場のオペレーションが崩壊して、大切なお客様や、いつも商品を運んでくれる大事なパートナーである配達員(ドライバー)さんに迷惑をかけるだけです。
ルールを踏まえた上で、飲食店がとるべき「VR戦略」3つの最適解
このような出店上限ルールがある中で、飲食店はどう立ち回るべきなのか。
私は、お店の状況に合わせて以下の3パターンのどれかに絞るべきだとお伝えしています。
①VR不要型(デリバリーをやらない勇気)
店内が常にフル稼働していて、スタッフもキッチンも余裕がない。現状の利益で十分満足している。
そんなお店は、そもそもデリバリー(VR)をやる必要はありません。
無理に導入しても、現場が疲弊し、イートインの質が下がり、結果的にどちらのお客様も失います。
今のイートインをさらに最適化することに全力を注いでください。「やらない」というのも、立派な経営判断です。
②VR共存型(イートイン+デリバリーのハイブリッド)
店内の客席やキッチンの稼働にまだ余裕があり、「現状+αの利益」を出したいお店向けです。
まずは、ルールの上限である「自社ブランド(Type2)を3店舗」構築し、デリバリーとテイクアウトで収益の柱を作ります。
それでもまだキッチンやスタッフに余裕(暇)があるなら、そこで初めて「Type1のフランチャイズ」に加盟してブランドを補強する。
これが最も無駄のない、賢いやり方です。
ただし、既存の店内営業に負担がかかりすぎない「仕組みづくり」が絶対条件になります。
③VR特化型(ゴーストレストランへの転換)
店内がガラガラで客数が取れない。あるいは、立地的に外食よりもデリバリーやテイクアウトの需要が圧倒的に高い地域にあるお店向けです。
思い切って店内のレイアウトや導線を見直し、デリバリーに振り切る戦略です。
これもまずは自社ブランドを構築し、足りない部分をFCで補強していきます。
中途半端にイートインを残すより、振り切ったほうが利益が残るケースは現場で何度も見てきました。
まとめ:ルールを理解して「損」をしない店舗運営を!
今回のまとめです。
- UberEatsのVR出店上限は、ブランドのタイプ(Type1・Type2)によって異なる。
- 自社ブランド(Type2)は「1拠点3店舗まで」。
- 自店の状況を客観視し、「やらない」「共存する」「特化する」の戦略を見極める。
フードデリバリーは、全ての飲食店にとっての「魔法の杖」ではありません。
しかし、自店の数字と向き合い、正しいルールと仕組みを理解して運用すれば、間違いなく「最強の武器」になります。
「ウチの場合はどうすればいいの?」
「デリバリー始めたけど全然鳴らないんだけど…」
そんなお悩みを持つオーナー様は、一人で抱え込まずにぜひご相談ください。
私たちCubbeが、FCへの加盟有無なんて関係なく、他社サービスを勧めるレベルで赤裸々に「あなたのお店にとっての最適解」をアドバイスします。
まずはルールを正しく知り、現場に負担をかけすぎない、賢い運営をしていきましょう!

