RocketNowに出店すべき?やめるべき?失敗しないための3つの判断基準
最近、エリア拡大に伴って「RocketNowに出店すべきか?」という相談が増えています。
結論からお伝えすると、「売上が低いから、とりあえず販路を増やして補填しよう」という考えは非常に危険です。
デリバリープラットフォームはあくまで「武器」の一つ。使いこなせれば強力な集客ルートになりますが、準備不足で導入すると、スタッフの離職や既存客の離脱を招き、最悪の場合、経営を圧迫します。
本記事では、RocketNowを導入すべきか否かの「境界線」を、現場の数字と仕組みから具体的に解説します。
また、同じ内容をマインドマップを用いた動画と音声でも解説しています!
「視覚的に理解したい」「音声で聞き流したい」という方は、是非こちらも参考にしてみてください!
目次
1. 導入を「絶対にやめるべき」3つのNG基準
まずは、導入することでメリットよりもデメリット(リスク)が上回ってしまうお店の特徴です。
以下の3点に一つでも当てはまる場合は、一旦踏みとどまってください。
NG基準①:現場のキャパシティが限界
ピークタイム(11:30〜13:00 / 17:30〜19:30)に、週1回以上「提供遅延」が発生していませんか?
デリバリーにおいて「速度」は正義です。
提供が遅れると、ユーザーからの評価が下がるだけでなく、待たされたドライバーからの印象も悪化し、プラットフォーム上のアルゴリズム(表示順位)でも不利になります。
現状で手一杯なら、まずはオペレーションの改善やスタッフ配置の見直しを優先すべきです。
NG基準②:低粗利(薄利多売)なビジネスモデル
FLコスト(食材費+人件費)が60%を超えている、かつ薄利多売のモデルは要注意です。
RocketNowは「店舗と同価格」や「送料無料」を売りにする低価格志向のプラットフォームです。
デリバリー自体が、手数料として売上の約40%近く(※諸条件による)をプラットフォームに持っていかれる構造であるため、低粗利のお店が無理に出店すると、「作れば作るほど赤字」という貧乏暇なし状態に陥ります。
NG基準③:既存事業(Googleマップ等)の評価が低い
Googleマップで「4.0未満」、既存のUber Eatsで「4.3未満」の評価なら、RocketNowへの導入は逆効果です。
RocketNowではGoogleマップの評価も反映・連携されます。評価が低い状態で露出だけを増やしても、悪い口コミが広がる場所を増やすだけになり、リピーター獲得には繋がりません。
2. 今すぐ導入を「推奨する」3つのGO基準
逆に、以下の条件を満たしているお店は、RocketNowを強力な武器として活用できます。
GO基準①:露出不足(オープン半年以内・ゴーストレストラン)
「味には自信があるが、認知が足りない」というお店にとって、認知コスト0円で露出を増やせるメリットは絶大です。
RocketNowのユーザー層にアプローチすることで、実店舗への来店導線(チラシ同梱など)も作りやすくなります。
GO基準②:高単価・高粗利な「キラーメニュー」がある
原価率が低く、かつ満足度の高いメニューを持っているお店は、RocketNowの「送料無料キャンペーン」などの店舗負担が発生しても、利益を残せます。
これを「新規顧客獲得のための広告費」と割り切って使えるお店は強いです。
GO基準③:アイドルタイムの稼働を埋めたい
14:00〜17:00など、Uber Eatsや出前館の注文も少なく、スタッフが暇を持て余している時間はありませんか?
この時間を埋めるための「サブ機」としてRocketNowを導入し、アイドルタイム限定で運用するのも賢い戦略です。
まとめ:自店の現状を「逆算」して判断しよう
RocketNowは魔法の杖ではありません。
- ×「売上が欲しいから導入する」
- ◯「現場が回せる余裕があるか、利益が残るかから逆算する」
この視点を持ってください。武器の効果は使い手次第で良くも悪くもなります。まずは自店の数字とオペレーションの現状を把握した上で、最適なタイミングで活用していきましょう。

